コンテニュー・・・?


昨日のことです。わたしが愛する彼の鳩尾にクリティカルヒットを食らわせたその日の夕方でした。面倒ごとにならないようにと(主に彼のファンクラブの人たちとの衝突を避けるため)早く帰ろうとしたわたしを廊下で呼び止めて、わたしの好きな笑顔を装着した顔で猿飛くんは事も無げに言ったのです。いわく、わたしのことが好きになったのだと。

(猿飛くんって実はMだったのかしら)
と、こんな風にして今現在物思いに耽りながら屋上に吹き付ける冷たい空気を身に受けているのだけれど、こんなときに考えるべきではないからといって思考がとまる訳ではなく。別に、猿飛くんがMだったからといって彼への愛が薄れるわけではありませんけれども、どっちかというとSだろうと思っていたので驚かずにはいられなかっただけです。といってもこれはただの現実逃避であって、彼はMだからわたしを好きになったのではないことは分かっていました。ではなぜこのような現実逃避をしていたかといいますと、
「あんた佐助君のなんなのよ!!」
こんな状況だからです。うわ、一言で説明できちゃった。
それにしても、ありがちな場所でありがちな話だなぁ。まるで少女漫画みたい。
「さぁ・・・わたしは"佐助君"とやらじゃないからいまいちなんとも言えないのだけれど・・・」
「だからそういうことじゃないのよ!!」
「じゃあどういう・・・」
「なんで佐助君につきまとうのよ!!」
困ったように答えて見せても相手は一向に満足することはなく。わたしは穏やかな学園生活を計画していただけなのに、休み時間がまるまる潰れるだろうことは想像に難くない。理不尽でしかないではありませんか。全くこの人たちはいったい何を望んでいるのでしょう。
会話のキャッチボールって、思ったより難しい。
ただ、原因が分かっているという点においては少しだけ救われているのかもしれません。

「あれ、ちゃん、何してんのー?」

そうちゃんと原因はわかっているんです。ああ、原因の理解が問題解決に繋がるとは限らないのですね。妙に実感させられます。
と、しみじみと感慨にふけっていたわたしの傍まで"原因"は歩いてくると、にこにこと害のなさそうに見える笑顔をフルに活用しながら女の子達にあいさつをした。
「おはよう。こんなところでどうしたの?」
「さ・・・・佐助君・・・」
私が何かをしていたわけではないのですが、というわたしの主張は見事女の子達の黄色い悲鳴に当たり前のごとく掻き消されてしまいました。まぁもともと届くとは思っておりません。
それにしても、彼女たちににっこりと笑いかける姿はなんと爽やか。私はそれを演技だと知っているのだけれど、それでいて尊敬させられてしまいます。なにしろその演技のおかげで先程まで怒り叫び狂っていた女の子達がデッドエンドした(死んではいませんけれども)のですから、知る限りの言葉で褒めちぎっても足りないほどです。
そうなのです、全てを理解していながらこのタイミングを狙って現れる腹の中が真っ黒な話題の張本人は、わたしが愛してやまない猿飛くん本人なのです。改めて思いますけど、最低な人です。貴方が昨日好きだといった人間の困っているところを見てニヤニヤとしているのですから。それでも人の血が流れているのですかと、そう口に出してしまいたいくらいです。そういうとこ、好きですけどね。
さて、そんな猿飛くんに質問です。その子の名前覚えてますか。答えは知っています。当然「NO」でしょうね。
「佐助君も迷惑ってちゃんといったほうがいいよ!?つきまとわれてるんでしょ!?」
どうでもいいことを考えている間に話はたいそう飛躍したようで、一瞬わたしが眩暈をおこしかけたのも非はないかと思われます。
全く、とんだ優しい人間がいたものです。主観から人の心配に至れるなんて、とてもではありませんがわたしにはできないでしょう。かなり貴重な人材なんじゃないでしょうか。
でもね、ちょっと切ないです。いいかげん気づいてくれないかな。
つきまとわれてるの、わたし。

「あのね、実は俺様この子に惚れちゃったの」
「え!?な、なにを言ってるの、佐助君!!」
「この子も俺様にベタボレなだけでね。だからそんな風に言わないで欲しいな。君たちには応援してほしかったから」

駄目かな、なんて言って悲しげに眉を下げてみせる猿飛くん。ここまでくれば嘘も本当になる、か。確実に彼女たちが押し黙るような言葉を選ぶところなんて、人間として最底辺だと言わざるをえないですね。そういうところにもベタボレですけど。
「本人のくせしてベタボレとか言えるところがまた・・・」
感動するべきところであり、そして、この人の一番たちの悪いところでもある。
この人はこうやって間接的にわたしを追い詰めていくのを楽しんでいるのだ。
複数の女の子たちが泣きながら屋内へと駆けていくのを歪んだ表情で見つめるこの人は、わたしが愛したそれ。
だけど、愛していることと愛を信じることは違う。
もう一度わたしは昨日を思い出して、目の前の彼との違いを思い、戦慄する。

「で、いつになったら俺様と付き合ってくれるの?」

・・・そう、私はなぜかこの人の告白を断ってしまったのです。

「で、いつになったら俺様と付き合ってくれるの?」
ぐっと何かを堪えるような表情をみせたちゃんは、躊躇っている様子だった。
俺様は彼女がそうあればあるほど好都合だと、内心で笑みを深める。
「・・・・・猿飛くんはいつだと思います?」
「じゃあ質問を変える。どうして付き合ってくれないの?」
「それではわたしの質問には答えられていません。質問を質問で返すのが許されるなら、わたしにもさせてください。―――猿飛くんはいったい何がしたいのですか?」
・・・・・・何がしたいか、ねぇ。
「だから、俺様はちゃんに惚れちゃったんだって言ってるじゃない」
「冗談はそれくらいにしておきましょう」
「・・・信用ないのね」
「信じるに足る何かがありますか」
彼女の言葉があまりにも刺々しく、今までの雰囲気を感じられなくて、思わず笑顔が引っ込んだ。
「もう一度、言います。わたしは貴方の全てが好きです。いまでも。つまり、貴方という人間の外殻は殆ど知っています。だからその上で聞かせてください。貴方のそれの、どこが恋だというのです」
いままで。俺様が生きてきた中で、他人に言葉で押しまけることは愚か、心の中の思考を止められたことなどなかった。だから俺様はその感覚を知らずに生きて、それでいて問題なくここまできた。なのに、こそぎ取られたように心の中が空になって、染み付いた習慣のように俺様を蝕んでいたはずの諦観が消えて、しかもそれを彼女に見透かされているような気が、・・・した。
「でなければ、断ったりなど・・・」
眉をしかめる彼女の顔がどんどん遠く感じるようになって、俺様はやっと生き返った心でなんとか誤魔化そうとして。なのにちゃんはなんのためらいもなく俺様を放って走り去っていった。彼女に殴られたときのような気持ちになる。そう、俺様はこれが恋だと思う。でも、それを証明するすべはない。だって俺は本当に誰かを好きになったことがない。
「ほんっと、難儀な子に惚れたよなぁ・・・」
いやむしろ、それ以上に難儀なのはこの俺様の性格、か。

たしか、ここから見えるあの校門のところだった。失恋と呼べない恋の終わりの日の、チャイムの余韻が聞こえる夕暮れ。「ねぇ、俺様と付き合ってよ」・・・彼はそんなどこまでもキザなセリフをさらりと吐いたのでした。
予想だにしなかった現実に、わたしがとっさに言った言葉は「はい?」なんていう聞き返す目的の呆けたもの。今思い返せばなんとも気の抜けた告白現場だと思います。
それくらい猿飛くんの告白は衝撃で、だけれどわたしには驚く以上に悲しいと思う気持ちがありました。
猿飛くんの顔にあったのは本当に楽しそうな笑顔だったのですから。
(だからわたしは、猿飛くんのわたしへの感情は恋じゃないと思った。)
直感だった。あの直感がなければわたしは即座に彼の申し出をOKして、そして後悔したでしょう。どちらにせよ猿飛くんはわたしを手に入れたかったわけではないのです。たとえば子供のように、手に入らないものを手に入れたくてわたしを好きになるのだとしたら、まだ手に負えるかもしれません。でも違うのです。彼は手に入らないものが手に入らない状態でいるのを欲しているのです。
それは手に入った瞬間にいらなくなるだろう物の愛で方。
彼には単純な興味しかない。
(それは他の女の子たちが持ち得なかったものだから、喜ぶべきなのかもしれない、けど)
好きだと言ってくれた言葉が嘘なのだと気づいた、あの地面がひっくり返る感覚のなかでわたしは猿飛くんが好きだと思い続けられるのか。それほどに私が強くいられるなら。
「諦めるための行為なんて必要なかったわけだし・・・」
「なにを?」
「何って、そりゃ猿飛くん、を・・・!?」
ぶらん。目の前でパンが入った透明の袋が揺れる。
ちゃんさ、パン買いに来たんでしょ?ぼーっとしてる間に全部売り切れちゃったよ」
ちなみにこれは俺様の、なんていいながらパンが遠のいていく。そうだ、お昼にパンを食べようと思って、それでなんで私は何をしていたのだろう。いえ、それ以上に近くに見える猿飛くんの顔に動揺するわたしが情けなく思えて仕方がない。バクバクしている心臓を押さえながら、そんな私を興味深げに眺める猿飛くんを見つめ返す。
「俺様のこと考えてたみたいだね。ちょっと嬉しいよ」
「喜んでもらえて光栄です。・・・それじゃあ」
くるりと身を翻したわたしの進行は腕を掴まれることであっさりと阻まれる。神さまは私のことが嫌いなのだ。
「ご飯ないんでしょ?これいる?」
「くれるんですか」
「そうだなぁ、俺様と付き合ってくれるなら」
「パン一つにずいぶんと重い交換条件をつけるのですね」
重いのか、と少し珍妙な顔をした後、猿飛くんは何故か溜息と共に言った。
「知ってるんでしょ?俺様は最低な人間だって」
朝に言い放った私の言葉がよほど気に入らなかったようで、彼のそれは少し嫌味のような空気を含んでいるよう。私はそのように利用される為に言ったのではないのに。
はあ、とわたしも溜息を付き返す。
「朝のわたしの言葉を覚えていますか?」
「・・・うん、覚えてるよ」
「じゃあ、あの答えが聞けないうちにわたしが猿飛くんにYESと返事をすると思います?」
「だよねぇ・・・やっぱり」
はは、と苦笑する猿飛くんの顔はどこか優しげに見える。わたしは猿飛くんに丁重にお願いして手を離してもらって、100円を取り出した。
「収拾がつかない話は止めましょう。それと、猿飛くんにお願いがあります。それ、売ってくれません?」
・・・・・・・・・・そこまで言い切って、そしてわたしは自分の目を疑った。

「ううん、お金はいいよ。タダであげる。残念だけど交換条件もなしにしとく」

彼の笑顔が朝のそれと全然違ったものだったから。

「――――やはり今の話はなかったことにしてください」
「え?ちょ、・・・ちゃん!?」

演技じゃない笑顔をわたしに見せる猿飛くんは、瞬間にわたしの目に焼きついて、それが頭の中をぐるぐると巡る。わたしは直感を信じてそのまま走り去ることにした。全部が揺らいでしまいそうで怖かった。
・・・本当は猿飛くんの告白のときにも、直感ともう一つ、彼の恋を信じられない理由がありました。
だって彼は、わたしの知っている猿飛くんは、わたしを絶対に好きにならないことをわたしは知っていたのです。

少しの間しか彼女を見ていないけれど、俺様は彼女に対する観察や考察を終えていた。
気づいたことは沢山ある。
教室では日の当たる席に居て、よくぼんやりしていること。カバンは茶色くて、教科書は全部置き勉していること。たまに休憩時間に屋上へ行くこと。それは不規則なこと。お昼には購買でチョコパン(しかも一番安い奴)を買っていること。帰るときは校門を出て左に曲がること。いつも気ままに行動していること。だけどそれに一切の迷いがないこと。
俺様は、彼女が迷っているのを見たことがない。
「なんか、」
それなのに彼女は今、躊躇い・・・迷った。
それも、俺様に対して。
この彼女の動揺をチャンスと受け取れるほど俺様は愚かじゃない。
ちゃんは、俺様に何かを言おうとして、そして言えずに逃げたのだ。
「・・・・・残念だったね」
諦めるつもりだったんでしょ、ちゃん。
でもね、俺様本気なんだよ。今、本気になっちゃったんだ。

(逃げ出してしまった)
空腹で痛むお腹を抱えながら階段の踊り場で立ち止まる。たぶん猿飛くんも、わたしが逃げ出したことに気がついている。何もアクションを起こさないはずはない。そのとき自分が流されてしまわない自信はなかった。
じゃあどこに行こう、と考えてみる。
トイレに逃げ込むってのもあれですし。あんな所はただの女子の溜まり場ですから、猿飛くんを狂信者的に神聖な物と疑っていない人々にあっさり突き出されるのも目に見えていますよね。教室もそれに同じ。・・・なんだか、敵を増やしてしまった。
と、そんなことを考えている暇すらもわたしには無かったみたいです。
ダンッと壁が叩かれる音がして顔を上げる頃には、階段の踊り場で追い詰められてしまっていた。
自分の顔のすぐ横につかれた手を横目で見ながら嘆息する。
「ああ、猿飛くんって走るの早かったんですね」
いつもは面倒だから本気は出してなかったってことでしょうか。
苦笑して、わたしは逃げ切ることが出来るのだろうかと、到底不可能なことについて考える。

困ったように「心配してくれて悪いけどパンはもういらないよ?」なんて言ったちゃんをみて気が抜けた。
あのね、パンで追ってきたわけじゃないことくらい知ってるでしょうが。
「よく分かんないんだけど。俺様なんかした?」
「ううん、そうじゃなくて、実は昼前につまみ食いしたし」
「そうじゃなくて」
分かってるんでしょ、と言うのに、今度はいつもの俺様みたいな様子で質問を避けようとする。
・・・無理に聞き出しても駄目そうだな。
早々に諦めることにして、壁から手を離す。ちゃんはきょとんとした顔をして俺様の手を見ていた。
「なにを・・・」
「手、だして」
「は?」
「右手」
ちゃんが言葉に従う前に腕を引っつかむ。予想通りに彼女の顔が強張る。
「さっきまで気がつかなかった俺様も馬鹿だけど。・・・なんでほったらかしにしたの」
沈黙する彼女の右手は少しはれている。昨日俺様を全力で殴ったせいだ。手で人を傷つけるのは思わぬ負担をかける。鍛えていない手なら尚更。俺様はいつも怪我をする旦那の為に持ち歩いているシップを取り出してその手に丁寧に張る。ちゃんは何も言わなかった。ちらりと見上げると、「なんで分かったんだろう」って顔をしていて、変なところで予想通りに反応するなぁと思って可笑しかった。張り終えた後にも呆けたままでいたので、からかい半分に「惚れ直しちゃった?」ってきいたら予想外にも「うん」とか言ったものだから、俺様のほうが逆に呆けた顔をさらしてしまったけれど。
「ねぇ、俺様まだちゃんの質問に答えてないけど、聞いちゃだめ?」
「・・・・・・」
「なんで俺様を好きになったの?」
やっぱりちゃんは困惑とか迷いで一杯の表情のままで。ただ、しばらくしてぽつりといった。絶対にわたしをすきにならなさそうなところ、と。それが嘘だと分かっていたから、俺様は掴んだままの彼女の手を離せなくなる。
「俺は理由を聞かれれば分からないけど、でもこの恋は本当だと思う」
口元をぎゅっと歪めて、うそでしょう、とちゃんが言った。俺様が「うん、嘘だよ。本当は良くわからない」自然と浮かんできた笑みを浮かべると、彼女は目を逸らすように床を見た。それから深呼吸をして、嘘みたいにパッと笑った。
「初恋のくせに良く言うね、猿飛くん。まぁわたしも初恋だったけど」
触ってはいないが、廊下は冷ややかな雰囲気を纏っているように思える。そう、いつもそうだった。何組かで噂になっていた美人に告白されて付き合ったときも、最初の方は楽しんでやっていたごっこ遊びに疲れると、この廊下の床の傷のほうが気になって、途端に隣にいる女が酷くつまらないもののように思えていた。何回も繰り返すうちにそれが潮時の合図だと思うようになった。遊びは遊びの域を超えることは無く、また引きずり続けても面倒なだけ。恋はただの遊びをするための嘘。
だけど俺は今、彼女の隣にいる自分を想像してみても、その潮時が訪れる様を全く思い描けなかった。つまりはそういうことなんじゃないかと思う。だからこんなにも、彼女が俺への恋を「だった」と表現するのが気に食わないのだと。
「じゃあさ、ちゃん」
「なんですか?」
「スキって言ってくれないとこの手を離さないよって言ったらどうする?」
処置の終わったちゃんの右手を軽く持ち上げれば、彼女もそれに抵抗することはなく。

「超好き大好き激ラブです愛しちゃってますだから離してください」

・・・ああやっぱり俺様のこの心臓は嘘をついてない。

「じゃあ付き合ってよ」
「あれ、条件を増やすのですか?すきって言ったのに」
「そ。だって俺様は最低な人間だし、ちゃんに拒否権はないから」
ちゃんはちょっと目を見開いてから、口を開きかけて、閉じた。
無言が続いて、しばらく二人でにらみ合う。
「・・・俺様本気だよ」
右手を痛くないくらいの力でつかんだまま、俺様はちゃんを見下ろした。
運がいいのか、この階段をとおる生徒はいなくて、冷たい静寂が空気をよどませていた。

「本気であんたに惚れたんだ。逃がしたくなくなったんだよ」

「・・・・・・・・ぷ、あははっ」
なぜだったんだろう、全然そんな場面じゃなかったのに笑いがこみ上げてきて、わたしは笑ってしまった。
猿飛くんは少し不機嫌になったらしく仏頂面だった。それがなんだか更なる笑いを誘って空っぽのお腹を抱えて震える。僅かに目の端に涙が浮かんだほどだ。だってそれくらい吃驚したんですよ。本当に猿飛くんはすごい。まさかここまで追い詰められるなんて欠片も思ってなかった。
「あのね、俺様かなり真剣なんだけど」
「ああ、いやごめん・・・っ」
でもね、猿飛くん。猿飛くんは自分では気づいていないだろうけど、わたしは気づいてしまったの。
「あーもう、猿飛くんってばやりますね。今回は花を持たせてあげます」
「・・・じゃあ付き合ってくれんの?」
あのね、猿飛くん。
わたしは貴方が思っている以上に貴方のことが好きなんですよ。
自分でも怖くなるくらいに。

「うん、いいよ」

だから、ねぇ、わたしに信じさせてみせてよ。













・・・・・・・あれ?でも、このかんじ。
この感覚のこと、なんて言うんだっけな。

あぁそうだ確か、

「 じゃあ猿飛くん、別れよっか。 」

・・・デジャヴュ。



・・・まだ続ける?


NO / YES


(ゲームは今から始まるんだよ、猿飛くん)(くそ、難易度高すぎだろ、これ!!)





前回同様、「え、ここでそうくるの!?」って思ってもらえたら策士冥利につきるかも、なんて思いながら書いたゲームオーバー続きです。
騙されてくれた方いらっしゃるかな!ニコッ(´∀`*)
あともうちょっとだけ続く予定。
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